大津司郎、Go Global Africa塾

Go Global Africa 短信(アーカイブ)

2013年: |〜9.28〜10.5〜10.23〜11.6〜11.22〜12.31
2014年: |〜1.19 |〜3.3 |〜5.20〜9.24
2015年: |〜1.24〜2.18
配信日 内容
2014.3.3

burning issue

●ゲイ問題:アフリカ37か国が反ゲイ(同性愛禁止)の立場→アメリカの反対にもかかわらずウガンダ、ナイジェリア反ゲイ法可決、反ゲイ急先鋒、ナイジェリアでは同性愛者自身、彼らを支援している人間たちも周囲の住民の暴力、圧力によって家を、職を失っている、さらにウガンダでは女性のミニスカート禁止、ポルノグラフィー禁止の法律も可決、ゲイの問題はジェンダー(性)の問題であると同時に"マイノリティ少数派"の問題でもあり、アフリカの民主化進行と矛盾する

●南スーダン:メディアによれば、南スーダンユニティ州の戦闘で家を追われた住民(とくに女性子供)は、支援の手も届かずワイルド・フード(野生の植物)→ウオーターヒヤシンスの根っ子と野生のヤシの小さな実だけで命を繋いでいるという、独立したとはいえ十分に育たない国家、市民、法律、制度、市場等々・・・、男たちの権力闘争=暴力だけはいつは果てるともなく続く、子を育てなければならない母親たちの悲しみ、苦難はどれほどか、虐殺当時(1994)のルワンダではないが、子供たちの目に映る景色とはいったいどのような景色/未来なのか

2014.2.11

head line

●DRC/ボスコ・タンガンダ(反政府武装組織リーダー)の2002,03の東コンゴでの人道に対する罪の立証のためのヒアリング再開、出廷
●S.SUDAN/アジスアベバ(エチオピア)での2回目の和平交渉ボイコットか?反政府側残りの4人の釈放とウガンダ軍撤退が交渉再開の前提と
●CAR/EU軍の中央アフリカへの派兵決定
●BURUNDI/洪水と地滑りで50人死亡
●US.FRANCE/リビヤ南部のテロ組織壊滅へ共闘
●SOMALIA/首都モガディシュで、2回の爆発、数人死亡、多数負傷

2014.2.5

jambo

★直近のアフリカ(紛争+)を眺めてみると・・・だいたい次のような感じになります。
●CAR(中央アフリカ)/依然状況は不安定、フランス軍、AU軍展開も散発的銃撃戦、被災者多数、カメルーンからの首都バンギへの食料輸送相当困難
●ソマリア/同国南部キスマヨからのKDF(ケニヤ軍)、現地沈静化のため一部撤退
●コンゴ(DRC)vsルワンダ/国連を舞台にM23、FDLR問題について激しい非難の応酬
●南スーダン/和平合意はなったものの、依然4人の拘束者未解放→反政府リーダー、リエク・マシャール、反政府抵抗組織結成を表明
●マリ/北部反政府主要グループ、トゥアレグ族との完全和解いまだならず、サヘル一帯慢性的食料危機→国連2000億円の追加支援を国際社会に要請
●ナイジェリア/反政府テログループ、ボコハラム依然活動活発、昨日、北部カドナで80人殺害
●リビヤ/東部石油地帯を実質支配する反政府グループ、自治の要求、民兵グループの活動依然活発
●ルワンダ・フランス/フランスで94年以来初めて(94年ルワンダ虐殺から20年経過)、フツ族虐殺容疑者の裁判開始

2014.1.23

・・・

●イギリスの人権、開発NGO/OXFAMの報告 →“Wealth(富) of 85 richest equals that of 3.5 billions(35億) poorest”
●別のNGOの報告 →悪たちの金儲けの仕組み(アフリカの資源)→某国一部政府高官とぐるになった某企業の出先が石油鉱区、あるいは金属鉱山を超低価格で買い取る、その後、表の市場で数百倍の高価格で売却、巨万の富を得る

2014.1.22

straight-talk

それほどアフリカの資源、マーケットが欲しくて中国を意識するなら、成田/関空発アフリカ直行便(日本便)の一本も飛ばせや 一度、広州発バンコク経由ナイロビ行きKQケニヤ航空886?便に乗ってみることを推奨、とにかくアフリカ人と中国人(半々)で超満員!しかも毎日便で毎日満員、衝撃的と言っていい ●CAR(中央アフリカ)/混乱の続く中、キャサリン・パンザ女性大統領が選出
●South Sudan/和解の条件、焦点は拘束中の11人?の釈放からウガンダ軍の存在へと→この問題は相当こじれそう、さらに周辺国への難民流入も新たな問題
●Cameroon/ナイジェリア・カメルーン国境でナイジェリアのテロ組織:ボコハラムとカメルーン軍との間で銃撃戦、多数の死傷者
●Congo/DRC/FDLR(コンゴを拠点とするフツ族過激派94~)、ビルンガ国立公園のレンジャー襲撃、3年間で21人が殺害
●ソマリアへアメリカ軍スペシャル・アドバイザー(たち)派遣