2013年:
|〜9.28
|〜10.5
|〜10.23
|〜11.6
|〜11.22
|〜12.31
| 2014年: |〜1.19 |〜3.3 |〜5.20 |〜9.24 | 2015年: |〜1.24 |〜2.18 | |
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配信日 | 内容 |
2013.9.28 |
pick-up ●ジブチ政府/ジブチ内米軍基地(アフリカ唯一)からソマリア、イエメンに向けて発着するドローン(無人攻撃機)の発着回数が増えたことに対して懸念(民間機との衝突等)を表明、米軍のドローンは対テロ戦争の重要な武器として、これまでソマリア、イエメン内の多数の民間人を殺傷 ●ジブチには自衛隊も駐留(対海賊)、米軍基地と隣接している/要警戒 ●ウエストモール内(ナイロビ/ケニヤ)にはまだ60人強の行方不明者、家族、関係者の苛立ちは増す ●カビラ大統領(コンゴ/DRC)、M23との関係についてルワンダを非難(ルワンダは否定)、和平交渉結論見えず |
2013.9.25 |
Kenya mall attack/DRC peace meeting+ ●死者69負傷者170余(ケニヤ赤十字)、人質数不明、アルシャバブ3人殺害、10人拘束、ケニヤ軍死者3人、負傷者11人/アルシャバブ・メンバーの中に数人の外国人(イギリス人、ソマリ系アメリカン人:ミネアポリス出身、市には6万余のソマリア人コミュニティ)→アルシャバブの遠征攻撃能力が高かったのか、orケニヤ当局の警戒不備だったのか、テロ情報は全くなかったのか→この犠牲者の数字は通常のテロ(自爆、爆弾テロ)を超えている、これは戦争といっていい、週末の午後、ナイロビ市の一角は明らかに“戦場”と化した、欧米メディアは“オレンジゲート”のことをupscale-mall(金持ちが集まるモール)と報道、モールの大半はイスラエル人所有 ●コンゴ問題、国連安保理で討議のための会議招集 ●オバマ大統領、ケニヤとともにナイジェリアのテロ(ボコハラム、首都アブジャを攻撃100人以上の死者)にも言及、反テロワーの強化を約束 |
2013.9.23 |
my reading ●事件が進行中の今、犠牲者たちの悲痛と恐怖を考える時軽々な言葉は控えたいが、経済成長も少しづつ軌道に乗りはじめ、“アフリカのシリコンバレー”という名の確立寸前にまでこぎつけたナイロビ市とケニヤにとって、そのダメージは計り知れない、はたして誰がその責任をとるのか、能力は・・・、犯人はスワヒリ語を使っていたという、ということはケニヤ内でリクルートされたメンバーと、ソマリアからやってきたグループの混成か、今回の難しさは単なるテログループの犯行だけでなく、ケニヤ内の民族間対立(ケニヤ人vsソマリア系ケニヤ人)と、貧富の格差が複雑に絡まっていることだ、ナイロビ市内にはソマリ系が多数居住する“リトル・モガディッシュ”がある、「経済成長(格差/環境破壊)」「民族間対立(日本では実感できない世界のスタンダード)」、そして「テロ」・・・、複雑で解けない人間の数式が目の前に突き付けられている |
2013.9.22 |
topic ●ケニヤの首都ナイロビのショッピング・モールでアルシャバブによるテロ襲撃が起き、多数が死傷者が出た、アルシャバブ掃討のためソマリア南部に展開するケニヤ軍とケニヤに対しての報復攻撃は以前から予測されていた、ショッピングモールは手薄な警備、多数の客等々からしてイージイ・ターゲットの一つだ ★銃撃、爆弾テロ、自爆テロは巻き込まれた感があるが、個人として最も怖いのは“誘拐/人質”だ、イラクでもソマリアでも取材のときエスコート(護衛)が最も神経をとがらしていたのはこの誘拐だ、下世話な話で恐縮だが立小便のときでもエスコートは1mと離れてない、階段を下りて表に出る直前でも、必ず3方向を確認している、これは取材時の話で、日常生活ではほとんど無理、とくに一人でいる時、どうするかと言えばできるだけ“low-profile”(目立たない行動)でいる、これしかない、他人の土地(国)で派手に金持ち風や、幸せ感を前面に出すのはもっともやってはいけない |
2013.9.20 |
on-going Kampala peace talks/DRC got vs M23 ●残された時間はあと3日、何らかの最終合意に達するのはかなり難しいとの見方が強い、ただし全体にメディアをシャットアウトしての会議だったが15分だけコンゴ政府代表とM23側の代表がカメラ、ラジオの前に現れ立ち話をした、その限りでは双方期待を抱かせる雰囲気だったという 交渉points-----
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2013.9.11 |
CONGO/DRC ●周辺5か国首脳が集まるコンゴ和平の会議がカンパラ(ウガンダ)で始まる予定 ●M23トップ、武装解除発言→「もしFDLR(在コンゴフツ系武装組織)が武装解除し、在ルワンダ、ウガンダのコンゴ難民が無事にコンゴに帰れるなら武装解除をする」/いずれもきわめて困難 SOMALIA ●ソマリア政府の挑戦→ソマリア全土に学校、教育制度を復活させる、さらなる治安の改善と、財源が必要 CAR(Central-African-Republic) ●さらに混乱と衝突が続く、あらたな戦闘で60人死亡、多数の負傷者と逃亡者、対立は前政権を倒したグループ(SELEKA-COALITION)と地元MILITIA(民兵)グループの主導権争い/背後に石油を狙う大国の影あり、世界はほぼ無視 |