大津司郎、Go Global Africa塾

Go Global Africa 短信(アーカイブ)

2013年: |〜9.28〜10.5〜10.23 |〜11.6 |〜11.22〜12.31
2014年: |〜1.19〜3.3〜5.20〜9.24
2015年: |〜1.24〜2.18
配信日 内容
2013.11.6

the end of M23 rebellion

18か月にわたって続いたM23による戦いは11月5日、最後の2つの丘が堕ち、最後の200人の兵士が逃亡したときに終わった、直後にM23は敗北を認めた、コンゴ政府の平和実現の能力が試されるWhat next for.....他にまだ約40の武装グループが南北キブを中心に東コンゴにはいる →US,UNを中心とした国際社会からの非難の中、ルワンダのM23への軍事的支援?はストップ、それがM23敗北の要因とされる →問題は少数派ツチ系コンゴ人に対する「報復」、コンゴ政府、国際社会がしっかり監視しない限りM23に代わるグループは必ず現れる→真の和解が問われる
●al-shabab/Somalia、のメンバー、5000人と見積もられているが、実際は15000人を超えているという報告、毎日集兵が行われている
●マリ北部で誘拐された二人のフランス人ジャーナリスト、誘拐直後に殺害

2013.11.5

jambo

[on CongoDRC/survival for M23 誰がKIVUの支配者か・・・・]
●3日、M23/FRRDC(コンゴ政府軍)両軍、ウガンダ、ルワンダ国境付近で戦闘再開、多数の難民隣国ウガンダに流入
●4日、M23停戦を表明、カンパラでの和平会議再開を要求、現地では戦闘継続
●コンゴ政府代表、“これは単に停戦の問題ではない、M23が武器を置く、すなわち解体か否かの問題だ”
●国連(MONUSCO+BIF)、国際社会を背景にコンゴ政府はいつになく強気、反政府グループに対するアムネスティ(恩赦)も拒否
●M23代表、Bisimwaは戦う理由を“我々は自分たちの生存のために戦っている”としてさらに“KIVU全体の貧困解決:道路、病院、学校建設、雇用の機会を増やし、国外のツチ系難民のコンゴへの安全な帰還”を要求、“こうした問題が解決されない限り、戦いは続く”と表明----確かに暴力、人権侵害のサイクルは続き、一般住民は多大の犠牲(98年以来500万を超す死者)を払わされている、一方で、コンゴ政府の力量/全体統治能力、問題解決能力等もまた強く問われている→→(研究)概念でない、現実の平和とは解決とは・・・・

2013.10.29

headline/UN,Diplomat

●"We can say today(monday)that the M23 is finished ,militarily" The French ambassador to the UN told reporters, "Practically all M23 positions were abandoned yesteday(Sunday) ,except for a amall triangle at the Rwandan border" Martin Kobler(special envoy to MONUSCO) told the UN Security Council

2013.10.27

habari za Africa/news from African field

●M23とコンゴ政府の平和協議決裂、戦闘再開
→仮にM23が提案の一つをのみ、コンゴ政府軍に部隊を統合、指揮系統も解体したとき、南北キブに生きる少数派民族ツチ系コンゴ人たちの未来/土地、国籍等はどう保証されるのか→現在のコンゴ政府の統治能力は依然弱体かつcorrupt、バックにいるルワンダを非難すれば済むほど問題は単純ではない(私見)
●ナイジェリア軍とボコハラムの数か所の戦闘で双方200人近い死者
●現在アフリカ沖での海賊行為はソマリア沖から西アフリカ・ギニア湾(ナイジェリア沖)へ移行、大型タンカーからの積み荷の石油抜き取りが横行、アメリカ人乗組員の人質も